空き家は少子高齢化の進行もあって、年々増加傾向にあるのが現在の状況です。
過去には2013年から5年の間に、8%以上のペースで空き家が増加したこともあるほどです。
ところが、空き家の中古市場は増加傾向に対してそれほど活況ではなく、住宅市場における中古住宅の割合は欧米諸国と比べると1/5程度に留まります。
欧米諸国の中古住宅の流通が活発なのに対し、日本は依然として新築住宅が人気という状況が窺えます。
その為、空き家の売却と流通を促進する目的で、宅地建物取引業法の改正で建物状況調査の斡旋、説明を行う義務が設けられるようになりました。
日本においては新築住宅人気が根強いので、今後はもっと中古の魅力を発信したり、空き家の売却が積極的に行われる状況を作っていく必要がありそうです。
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